Azaleaのゆるーいお話

お気楽主婦のお気楽な日々の日記。セレブではないけど、日々つつましく、時に大胆にすごす人生の一部分をお届けします。

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新婚旅行は世界一周!―クスコ(ペルー)編・1―

いよいよリマを離れる朝になった。
結局、ホテルの名を冠した、イルカさんたちには会えずじまい。
夕食代ほかを清算してチェックアウトする。

「空港に行くタクシーは値切ってやるぞ」と意気込んでいたが、
さすがに市中タクシーとは、扱いが違うらしかった。
ベル・キャプテンに「アエロプエルト(空港)まで」というと、
「予約してありますか」と聞くので「いいえ」と答える。
“予約しないとまずかったのかな”、と一瞬ひるむと、
相手はしたり顔でうなずいて、手を一拍、たたいた。
・・・すると、なんと、メルセデス(ベンツね)が現れた。
「タクシー」とも、なんとも、車体にはかかれていない。

なんとなく腑に落ちないまま、運転手さんに、もう一度
「アエロプエルトまで」というと、運転手さんは、深くうなずいた。

早朝ということもあり、途中の道がすいていたせいもあるが、
このメルセデスドライバーは、前の日に経験した、
まるで「スーパーマリオカート」のような
手荒な追い越しも、幅寄せもしなかった。

事前の値段交渉はおろか、タクシー代がいくらかかるのか
全く分からぬまま、小一時間市内を走った。

空港のそばまで来ると、今度は5車線の道路が、
ひどく数珠繋ぎになって渋滞している。
どうやら、通勤ラッシュらしい。
空港に入るには、中央分離帯を越えてUターンし、
さらに車線変更を何度もしなきゃダメそう・・・と、
車であふれた反対車線を恨めしくみていたところ。

タクシーは、すうーっと道路を横切ると、
平然と空港脇のゲート前で止まった。
このタクシーに「タクシー」と表示がなかったように、
ゲートにも「空港入口」とは表示がなかったが、
係員がゲートを開けたので、本当にすんなりと
空港の敷地内に入ることができた。
いまだにシステムはよく分からないが、
何か特別な契約でもしてあるのだろう。

荷物を降ろしてくれたドライバーに
運賃がいくらかと聞くと、「35ダラーです」と英語で答える。
・・・げ。値切るところの話じゃないぜ。
というか、「タクシーの運賃は交渉制」「ボラれるから注意しろ」などと
さんざんいろいろなアドバイスを聞かされ、さまざまなタイプのタクシーに
乗った挙句、さあ、値段交渉して値切ってやろうと意気込んだら、
たのんでもいないのにメルセデスのような高級車がやってきて
“しれっとUSドルで定額制”って、ワケ分からん。
ペルーのタクシーは、私にとって本当にナゾだった。

空港ビル内に入る。リマの空港は明るくてキレイだ。
(後にその理由を知ることになるが。)
リマにしか、いやペルーの空港にしかなさそうなサービスといえば、
「キャリーバッグのぐるぐる巻きサービス」である。
ソフトタイプのキャリーバッグを、黄緑のラップでぐるぐる巻きにし、
蚕(あるいは包帯巻きのミイラ)のようにしてしまう。
荷物輸送中の盗難を防ぎたいのか、または、知らない間に
荷物に麻薬を混入させられたりするトラブルを防ぐためか、
これまたさっぱり分からないが、ターンテーブルに乗っている
「蛍光色のぐるぐる巻きバッグ」は、実際、とても目立つ。
荷物を解くときに、とても苦労するのではないかと思うのだが。

これまで、新婚旅行中に、何度か飛行機に乗ったが、
国内線にのるのは、初めてだった。
近くにいたグランドホステスに聞くと、
「自動チェックイン機を使って搭乗券を発券し、
預け入れ手荷物をお持ちください」というので、
カウンターの列には並ばず、先に搭乗券を出す。

自動チェックイン機は、日本の空港で見るのとは
だいぶ違って小さく、メニュー言語はスペイン語と英語で
切り替えができる。その後、手荷物を預けたのだが、
カウンターの職員にスペイン語で、「スペイン語話せます?」と聞かれる。
聞き間違えたくないので、これまたスペイン語で「英語でお願いします」
というと、担当の男性は、かなりの苦労をしながら、
搭乗口に行くまでの説明をしてくれた。
いかにも英語ができなきゃダメそうな職種なのに、
意外にニガテそうな人が多いのは、どっかの国と同じである。
本人はえらい苦労していたが、別に説明に不明なところもなかったので、
セキュリティゲートに向かう。

国際線に乗るときは、液体の検査が厳しく、毎回ペットボトルの水を
捨てさせられていたので、今回もがんばって飲みきろうとしたが無理だった。
半分ほど残して捨てたのだ。外国では、飲み水が結構高く、それはペルーでも
同じだった。
だが、セキュリティポイントを過ぎても、みんなジュースやら、
コーヒーやらを持ち込んでいるのを見た。
そこで初めて、「おお、そういえば国内線だった」と気づいたが、時すでに遅し。
手荷物検査を受け、空港使用料を払い、搭乗口へと向かう。

乗ったのは、ランペルー航空・LA027便、クスコへの直行便だ。
クスコ行きは気流が安定する早朝と夕方にしか飛ばないため、出発ラッシュのようだった。
私たちの乗る便は直行便だが、オーバーブッキングしているらしく、
係員が30分ほど出発が早い便への振り替えを薦めていた。

私たちは、空港への出迎えを頼んでいたので、早く着いても仕方ない。
職員の人も、外国人の私たちには、特に振り替え便を薦めてこなかった。

フライト時間は、1時間ちょっと。
お菓子とサンドイッチが入った軽食と、ドリンクサービスがあった。
機内は結構、新しくて快適だった。

クスコに到着。ここは、町の標高が富士山より高いのだ。
ともかく、ゆっくり歩いて、呼吸を深く、を心がけた。
小さい空港なので、タラップを降りて、徒歩で空港ビルに入る。

到着ロビーに、無料の酸素吸入サービスがあったが、
夫も含めみんな素通りするので、寝不足もあり、多少息苦しかったが
「異常がない限りはそんなもんか」と思い、別に利用しなかった。

荷物は無事着いていた。
到着口を出て、お迎えの人を探すも、ネームカードがない。
もともと、お出迎えの旅行会社さんは、30人ほどしかその場にいなかった。
(またもや、みなさん、「鉄格子」というか、「鉄製ゲート」の外にいる。)
10分がすぎ、15分が過ぎる。

空港職員、旅行会社の人、それぞれ、私たちに、
「出迎えの人がいるの?」「どこの旅行会社?」と英語や日本語(!)で聞いてくる。
「電話番号がわかるなら、お迎えの人に電話をしてあげましょう」と申し出てくれるひともいた。

ただ、こっちは、客引きなのか、親切心で言ってくれているのか、
正直わかりかねたので、「どうもありがとう。大丈夫」といってお断りした。

さすがに20分すぎてもだれも来ないので、リマの旅行会社さんに電話を入れる。
確認をしてくれるとのことだが、「鉄格子の外へは出ないでください」と
念を押された。
(・・・いや、「鉄格子の中で」放置されているほうが、今の状態では哀れなんだが・・・。)
電話を終えると、早速、「格子の向こうのギャラリー」から、
「大丈夫?」「迎えに来てくれるって?」と声が飛んでくる。
まあ、ここの人は、総じて親切なんだ、ということはよく分かった。

折り返しリマから電話があった。
「到着が遅れているが、間違いなく迎えに行くので、
待っててください」とのことだ。
もう30分も、待たされっぱなしだよ、ヤレヤレ・・・とおもったら、
“その人”は落ち着きのない様子で、やってきた。

クスコの旅行ガイドさん。私たちは、彼を、「おまぬけ君」と呼んでいた。
基本的にペルー人の英語のガイドさんで、日本語は全く聞かなかった。

「おまぬけ君」は、まず、「出迎え時にはネームカードを掲示する」
という基本からして、ダメだった。
あわてた様子で鉄製ゲートに近寄り、私たちの名前を叫ぶ。
・・・親戚や友だちじゃあるまいし、そんなガイドさんいないよね。
これには、まわりいた、親切な同業者の方々も引いていた。

「おまぬけ君」がいうには、
「自分の車が朝、事故ってしまったので遅れました。ごめんなさい」
だそうだ。
まあ、事故に遭ったのは気の毒だ。ペルーの交通事情は
本当にひどく、それはここクスコでも同じだった。
でも、ドライバーがもう一人いたので、最悪、
その人に頼めたんじゃないか??という疑念は消えなかった。

クスコのホテルは、旅行会社のほうで、用意してもらった。
「サン・アグスティン・インターナショナル」という3つ星だ。
市の中心部の広場から、1,2ブロック先だ。

クスコは、マチュピチュ観光の基点となる都市で、
観光客はマチュピチュに行くか、インカトレッキングするか
どちらかなので、どのホテルも、営業時間がアレンジされている。
チェックインが朝10時過ぎ、チェックアウトが朝8時なのだ。
そういうわけで、午前中にもかかわらず、
「アーリー」じゃなく普通のチェックインをした。

高山病緩和にきくという、マテ茶をのみながら、チェックイン。
用紙に記入すると、「おまぬけ君」が手続きをしてくれ、
カギを持ってきてくれた。翌日は、朝8時半に迎えに来るという。
午後にオプショナルツアーに参加するかどうか聞かれたが、
一休みしたい旨を伝えて、部屋に入る。

部屋に入ったはいいが、私は、チェックイン時に提出した、
パスポートや入国書類を返してもらってないことに気づいた。
たまたま立ち去る前だった「おまぬけ君」に、
「私たちのパスポート、返してもらってないんですけど!」
と英語で叫んだ。
ちゃんと、フロントで保管されていて事なきを得たが、
謝り通しの「おまぬけ君」を尻目に、私たち夫婦は
「これ、自分らでやったほうが、早くて確実だね・・・」とグチりあった。
(ちなみにこのとき、ガイドさんの愛称が「おまぬけ君」に決定された。)

部屋に入っても、やはり、高所特有の息苦しさは消えず、眠気もあって、
昼食を前に私たちは一睡することにした。

-続く-

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テーマ:ペルー - ジャンル:海外情報

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