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Azaleaのゆるーいお話

お気楽主婦のお気楽な日々の日記。セレブではないけど、日々つつましく、時に大胆にすごす人生の一部分をお届けします。

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新婚旅行は世界一周!―クスコ(ペルー)編・3―

クスコ市街で夕方まで過ごした後、ホテルの自室に帰り、
いったん横になった。
私は高地に体が対応できず、夫は、毎食後、日本から持ってきた
風邪薬が手放せなくなっていた。

ホテルの部屋は1階だったが、天井が高いせいか、廊下やホールの音、
外の声など、いろいろな雑音が耳に入ってきた。
それでも体の疲労のほうが勝り、2・3時間眠った。

夕方7時になり、ホテルのレストランに向かった。
飲み物はマテ茶。初めて茶葉のマテ茶を飲んだ。
とてもおいしい。
マテ茶とは、麻の葉を摘んで乾燥させたもので、
薬物と違い中毒性はない。
だが、そこから簡単に大麻が作れてしまう(らしい)ので、
日本では禁輸品である。
葉から煎じて飲むマテ茶は、ほとんど緑茶みたいな色だ。
味は、「少しクセのあるどくだみ茶」という感じ。

ディナーはプリフィクスのコースが5種類あって、
ともかく栄養があって温まるものがほしかったので、

・アボカドの前菜
・野菜のスープ
・ロモ・サルタード

のコースを選んだ。

なぜか、フロントで前もってメニューを選んで
用紙に記入しておくスタイルだったので、
オーダー済みの料理が運ばれて来ただけだったが、
高山病のときは消化不良になりやすいことと、
食欲がなかったのとで、まずくはなかったが、
私は半分くらいしか食べられなかった。

ここのホテルがよかったのは、
・ロビーにマテ茶のポットがおいてあって、いつでも飲めたこと。
・シャワーの熱いお湯がちゃんと出たこと。
以上だった。

特に「シャワーの熱いお湯がちゃんと出る」というのは
外国では非常に重要なポイントだと思う。
3つ星クラスだと、たまに、怪しいところもある。

次の日は、いよいよマチュピチュだったので、
「今日こそは、早く寝るぞ」と、シャワーを浴び、
夜9時にはベッドにもぐりこんだものの。

道路に面した部屋だったのか、
・5秒おきのクラクション
・30分おきのパトカーのサイレン
・その他、酔っ払いや事件に巻き込まれた人の叫び声
がひっきりなしで、なかなか眠れず。

ようやく寝たのは、夜中2時過ぎ。
途中、私も夫も、マテ茶を飲んだり、トイレに立ったりしていたので、
そのたびに時計を眺めてしまうのだった。
うとうとできたかと思うと、眠りが浅く、
目を開けてしまう。

そんな時、私は、「何か金属の丸いモノ」 が転がる音を聞いたような気がした。
でも、何せ体調がおかしいので、
“幻聴かもしれない、これはいよいよヤバイなぁ。
明日、マチュピチュで倒れたらどうしよう”となどと考えていると、
外でけたたましく鳴るパトカーのサイレンの相乗効果で
恐怖心が増大してしまい、ますます眠れなかった。

暗闇のなか、目を閉じてじりじりと待ち、
1時間くらいたったと思ってみると、4時半頃だった。
まだ夜は明けていなかったが、さっきの「何か金属の丸いモノ」 
の音がどうしても気になったので、ベッドの横のテーブルのランプをつけてみる。

すると、

・・・ない。
夫の結婚指輪がない。
夫の結婚指輪がなくなっている。

夫は、人には「指輪をお財布なんかに入れると、キズつくよ」
などとエラソーに言う割りに、本当にどこにでも指輪を置いていた。
自宅にはジュエリーボックスを常備しているので、
そこに入れる習慣にしたが、出先では、たとえは悪いが
“トイレのしつけのなっていない犬”みたいだった。

旅行中、いつもベッドのサイドテーブルにむき出しでおいてあったので、
たまに気になってはいた。
実際、このホテルでも気になっていたのだ。
置き忘れたり、間違って捨ててしまったりしないだろうかと。
指輪だけをおくなら大丈夫だろうが、ペットボトルやら
私のポーチやら、風邪薬やら、ガイドブックやら、ともかく
たくさんのモノがそのテーブルに載っていたのだった。

一大事なので、夫を起こす。
夫も眠れないようだった。
指輪がないよ。さっき、落ちて転がったような音を聞いた」
という私の“証言”で、捜索は始まった。

サイドテーブルの周りはもちろんのこと、
ベッドもテーブルもイスも、動かせる調度品は全部動かして、
壁との隙間まで探したが、なかった。

1時間が経った頃、夜が明けてきて、
夫は、逆ギレを通り越してふてくされていた。
ここで責めても、火にアブラを注ぐだけだと思ったので、
「指輪、また、日本に帰って作り直せばいいんじゃん」
と声をかけると、
「ハネムーンに散財してんだから、そんなお金はないよ」との答え。

なにぃ?
誰がそこら辺にポンと置いてなくしたんですか、誰が!


と私はキレそうになったが、やっぱりヘタにテンションをあげると
心拍数が上がって失神しそうになるので、体力の消耗を避けつつ
捜索を続ける。
もうこの頃には、壁と床の隙間を、ライトで照らして覗き込む、
というような作業をしていた。

すると、突然、夫が、
「あったー!」
と叫んだ。
「うそ、どこに?」
と私。
夫:「…金庫の横の、スペアの毛布の袋の上」
私:「なんで、そんなところにあるの?」
夫:「さあ?置いたんだろうね、きっと」
私:「ナットとか、キーリングとか、そんなんじゃないよね?」
夫:「違う。サイズぴったりだし、プラチナなんか間違えないよ」
(といって、左手を私に見せてくれる。)

ちなみに、“金庫”は、クローゼットの中、上下の間仕切りの上に乗っていた。
横には、スペアの毛布がクリーニング済みの袋に入って、2、3枚、おいてあった。
床と違い、そんなに低い場所ではない。その毛布の上にあったというのだ。

…どうやら、クスコには、「いたずら好きなインカの妖精」がいるらしい。
なぜ、そんな「へんぴ」な所に指輪があったかは、永遠のナゾである。

夫は、「これぞ、“世界・ふしぎ発見!”」と、クサノさんの真似をして、
酒の席のいいネタになるぞ、とのんきに喜んでいたが、
指輪が無事発見できたことで、夫のだらしなさに心底あきれた私は、
夫がロビーから祝杯の変わりに持ってきたマテ茶を
自棄酒のように飲んでは、ひとしきり、夫を叱り飛ばしたのだった。

しかも、もう朝5時半を回っていて、下手に2、3時間眠ると
遅刻しそうで怖かったので、とても早かったが6時過ぎに朝食を取り、
マチュピチュに持っていく荷物と、クスコに残す荷物を仕分けて
(大型の荷物は、マチュピチュ行きの列車に積めないため)荷造りした。

いよいよ、次はマチュピチュです。
トラブルプランナー、いや、トラベルプランナーの「おまぬけ君」も
再登場するので、乞うご期待…!?

-続く-

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テーマ:ペルー - ジャンル:海外情報

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