FC2ブログ

Azaleaのゆるーいお話

お気楽主婦のお気楽な日々の日記。セレブではないけど、日々つつましく、時に大胆にすごす人生の一部分をお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

新婚旅行は世界一周!―マチュピチュ(ペルー)編・2―

列車に乗って到着したのは、「マチュピチュ」駅。
だが、この駅は、旧名の「アグアスカリエンテス」駅のほうが、まだまだ有名だ。
スペイン語で、「アグア」は「水」という意味の名詞、「カリエンテ」は「熱い」という意味の形容詞。
それぞれが複数形になるので、アグアスカリエンテスというのは、「温泉」の意味だ。
というので、限られた荷物の中、水着とタオルとビーサンを用意することも忘れなかった。

マチュピチュは「空中都市」などとも呼ばれているので、
私はてっきり、列車が登山列車になっているものと思っていたが、そうではなく、
「出発地点より徐々に高度を下げながら、奥地に来た」だけだった。
実際の遺跡には、バスで行くらしい。

駅に着き、早速、「おまぬけ君」からもらった「しおり」に記載されている、
「緑の服をきたガイド」さんを探す。…つもりが、改札を出ると夫のフルネームを叫ぶ男性がいた。

この人か?あっさりしたもんだ。
リストのようなものにしるしをつけているので、間違いなかろう。


とはいえ、念のため、しおりに書かれた名前の人かどうか確認すると、
その男性は、「んー、その人は、ここにいないと思いますよ。私は、ホテルの人間です」という。

ハァ?

「しおり」には、英語と日本語で(そしておそらくスペイン語でも)
“ご担当のガイドが案内しますので、ご自分で勝手にホテルに荷物を預けに行かないでください”
と、書かれている。それで一応、“緑の服をきたガイド”をきょろきょろと探すが、見つからない。
「ホテルの人が迎えに来ていて、“緑の服をきたガイド”はいない。」
到着して最初から、旅行計画が大きく矛盾しているが、
仕方がないので、案内してくれるという、ホテルの出迎えの男性について行く。

ホテル「インティ・イン・マチュピチュ」。
2つ星なので、“ホテル”というよりも、“ホステル”といったほうがいいかもしれない宿だ。
マチュピチュ滞在は、すべてパッケージなので、ここも代理店のセレクト。
駅から徒歩5分。マチュピチュ村のメインストリート、坂道の途中にある。
早速チェックインをする。
設備は、「2つ星」の水準を推して知るべし。
バスタブなしシャワーのみ、なぜかトイレットペーパーなし。
注意書きには、「詰まるのでトイレに紙は流すな」とある。
冷蔵庫はないが、ペットボトルの水が無料で用意されていた。

荷物を置き、一息いれてすぐに、しおりに書かれた
“緑の服をきたガイド”の携帯に電話を入れる。
しかし、全く話がかみ合わない。
お互い、母国語でない英語のやり取りに加えて、
遺跡内にいるというガイドの音声は、電波が弱いのか、とぎれとぎれなのだ。
分かったのは、「夜7時に、ホテルに行くから」というなんとも理不尽な通告だった。
そして、電話は切られてしまった。

あまりにも、ムチャクチャなので、「おまぬけ君」にも抗議の電話を入れる。
・出迎えに来るはずのガイドが駅にいなかったこと
・ホテルの出迎えがあったので、先にホテルにチェックインしたこと
・ガイドは、夜まで来ないこと
・2日間のマチュピチュ訪問の予定なのに、観光を始められないこと

を伝えると、「おまぬけ君」は、
「オオウ。アイムソーリー。信じられないが、とりいそぎ確認します」と言ったので、電話を切る。
時間は、午後2時近かった。
この日の予定は、「昼食には行かずに、遺跡に向かう。下山後、ホテルにチェックイン」
だったのに、「ホテルにチェックイン後、未定」になってしまった。

2つ星の宿で、世界遺産を目前にしてグダグダしているわけには行かないので、
フロントに行って、マチュピチュ行きのバス乗り場の場所を教えてもらうことにした。

フロントの男性は、「おまぬけ君」よりも、よっぽど流暢な英語で、
「今から遺跡に行くんですか?残念ですが、間に合わないと思いますよ。
上りのバスのスケジュールは、午後1時半が最終のはずです」という。
「でも、2日分のバスチケットを持っているし、なにより列車が1時過ぎに
ついたのだから、最終バスが1時半ということはないはずだ。」と、私は言い張る。

その間に、「おまぬけ君」の同僚からの電話が鳴り、
スケジュールを組みなおしているが、とりあえず、
クーポンもってお昼にいってもらえないか?”

と言っていたよ、フロントの男性。
…多少お腹はすいているが、ご飯を食べている場合ではなかった。

さっきの出迎えの男性もいつの間にかそばにいて、
「バス乗り場に連れて行くのはOKだけど、入場チケット持っている?」
と聞く(ここら辺は、フロントの男性に通訳してもらった。)
マチュピチュ滞在は自己手配ではなかったので、なんの知識もなかったが、
遺跡に行く前に、地元の観光局で入場チケットの入手をする必要があるらしい。
もちろん、チケットは手渡されていなかった。

私は、「おまぬけ君」からもらった「ガイド宛」と書かれた封筒を取り出し、中をあけた。
多分、これのことだろうと思ったのだ。
中のメモは、スペイン語で書いてあり、さすがに私では解読できない。
読んでもらうと、「お金は同封されている?」と聞いてくる。
確かに、中にお金があった。ソル紙幣なので、結構大量の枚数がある。
それを確認すると、出迎え男性が、
「入場券は買えますね。出発準備はOKなの?じゃ、時間も遅いんで、レッツゴー!」と促す。

宿を出て、坂道を走って下る。
寝不足なので、多少つらかったが、坂を降りきると、オフィスに入った。
行列ができていて、「ここは観光局で、いまから、チケットを買います」と男性はいう。
さっきの、「最終バスは出てしまいました」というフロントの男性の情報が気にならなくはないが、
“これだけ入場券を買う人がいるなら、まあ大丈夫だろう。”と思った。
万一、係の人に「もう、上には行けないんですが」といわれたら、またその時だ。

行列の間、向かいのレストランが、昼食会場だと教えてもらった。
「でも、マチュピチュ上るんでしょ?」と確認される。「もちろん」と私。
前に並んでいた、個人旅行らしき人たちがパスポートを確認されていたが、
申し込みまでしてくれたホテルの男性がホテルの名前入りのポロシャツを着ていたせいか、
私たちは一言も発することなく、チケットを手に入れた。

チケットを手渡され、また、「バス乗り場」まで、走らされる。
その「バス乗り場」、ターミナルなどはなくどう見ても道端なのだが、バスが停まっていて、
制服を着た係の人が、入場チケットとバスチケットをチェックしている。
すぐ発車するというので、さっと、ホテル従業員の男性にお礼を言って、急いで乗り込む。
時間は3時近かったが、なんとか、上にいけそうだ。

ついに行ける!

夫婦2人で、ワクワクしてきた。
朝からの道中、予想外のことがあまりに多すぎたが、いよいよあのマチュピチュだ。
バスは川の上のつり橋を渡り、九十九折の山道を、ひたすら上に上にと登る。
発車して15分を過ぎた頃、途中、遠めだが、遺跡の一部が上のほうにちょこっとだけ見えた。
ひゃー!本当に、「天空の城」。
ちなみに、ふもとの「マチュピチュ村」からは、全く見えない。


それから10分。
バスは、遺跡の入り口、「マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ」というホテルの前に着いた。
「マチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ」は、頂上唯一の宿泊施設。
当然、宿泊料金も相当なものだろうと思われる。
どうやら、他の客と違い、専用の送迎バスもあるらしいが、宿泊していないので、細かいところは分からない。
利点は、当然、遺跡の隣という絶好の好立地だが、まあ、
「山の上+世界自然遺産」という限られたアクセスの場所は、
えてしてコストパフォーマンスがとんでもなく悪い。
今回は、全く、候補に入らなかった(夫も、どうでも良かったようだ。)

早速、中に入る。入場ゲートは、チケットを係員に渡すだけだが、単なるチケットにしては、
合格証書のように立派なそれに、「苗字を書け」といわれる。パスポートも簡単に提示した。

どうやら、イレギュラーなバス運行も、簡素化された入場手続きも、
観光再開の暫定措置だったようで、
豪雨による水害以前は、バス便も限られ、チケットには名前だけでなく、
国籍や住所を記載する必要があるなど、相当、入場管理は厳しかったようだ。

入場口からは、遺跡は見えない。
奥へ奥へと進むと、遺跡は、ようやく姿を現した。
写真ではさんざん見てきたものの、やはり、目の当たりにすると違う。

マチュピチュ1日目_1
マチュピチュ1日目_2

体力にはまったく自信がなく、ふもとに比べてかなりの標高差があり、
ゼイゼイしながらも、夫について必死に石段を登っては、写真や動画を撮った。
本当に我をわすれていた。
この日の入場は3時頃で、日没までには出なければいけなかった。
あとは、体力の勝負だ、と覚悟を決めたところで、曇り空からパラパラと雨が降ってきた。
ちょっとぐらいなら、と思い、見学を続けたが、
身近に「天下きっての雨男」がいるせいか、瞬く間に、本降りになっていった。

-続く-

「参考になった!」というかた、どうかポチッとお願いします↓
人気人気ブログランキングへ

FC2ブログランキングFC2ブログランキング
スポンサーサイト

テーマ:ペルー - ジャンル:海外情報

ハネムーン♪ | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<新婚旅行は世界一周!―マチュピチュ(ペルー)編・3― | HOME | 新婚旅行は世界一周!―マチュピチュ(ペルー)編・1―>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。