Azaleaのゆるーいお話

常識人だが"偏愛主義者"、セクシーではないが"ヘロモン"は出すAzaleaが"毒舌ボケ"をかますブログです。「"毒舌ボケ"ってなに?」という方、まあ読んでみてください。

そりゃ、お金<(ワインシャトー+プール+フランス美人)だわね。

プロヴァンスの贈りもの』

プロヴァンスの贈りものプロヴァンスの贈りもの
(2008/01/11)
ラッセル・クロウ.アルバート・フィニー.フレディ・ハイモア.マリオン・コティヤール.アビー・コーニッシュ.トム・ホランダー

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を見ました。

結論からいうと、面白かったです。

まず、シチュエーションがすでに私好み。
Trailer(=予告編)を見る限り、テロップには
「運命の休暇をあなたに─。 最高の恋とワインを添えて。」なんてコピーがあるし、 
ラッセル・クロウは「ちょっとトボケていてオクテな感じ」の男で、
田舎の美しい風景のなか、つかの間の恋をする。

てなだったのに・・・
本編はぜんぜんちがーう。

ちなみに、原作は90年代に一時期、大ベストセラーになったこちら
南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)南仏プロヴァンスの12か月 (河出文庫)
(1996/04)
ピーター メイル

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残念ながら、あれだけ話題のベストセラーだったのに、原作は読んでいません。

ラッセル・クロウ演じるマックスは、「敏腕だが、上司を追い抜き部下を蹴落とす腹黒い」ディーラーで、
長年の友人に「そんなに(女性の)胸の谷間ばっかり拝むな」といいつつ、自分は友達以上にじろじろ見ていたりする。
歯の浮くようなセリフもいうし、秘書もてなづけたりする。(これはあくまでも会話での推測だが。)
切れ者だが、オクテでもバカでも誠実でもまじめでもない。


「人生で一番何に重きを置くか」ということに関しても、
「唯一自分を愛してくれた」おじさんとの回顧シーンに
ところどころに暗示があるのだけれども。

いかんせん、ロンドンで狙った会社の株を
大量の空売り→ストップロスハンティングの買い(=ほぼ市場操作?!)
を数分でやってのけて巨額の利益を出し、
「勝利こそがすべて!」
・・・なんて言っている男が、
「フランス美人若妻」に魂抜かれたようにぽーっとなって、
暖かい南の地で豪華なシャトーを買い取って、ウン十年という長い月日のかかるワイン
シャトーのオーナーとして、「とろとろ」の人生を送れますかね? というギモンは残る。

アーリーリタイアメント」をする人って、みんなそんな感じなのかな。
現役時代は分刻みで心拍数をガーッと上げて神経をすりへらして仕事してても、
リタイアしたら余生はずーっと「ひねもすのたり」、みたいな。

でも、「実際こんな男はそういないよ〜」とか、
「こんな幻のワインを造れるテロワールの「オモテラベル」が、だれもが吐き出す“くそまず”な味なわけがないでしょ」とか、
「なんで、“プロヴァンスから出たことのない”イギリス人のおじさんに、アメリカに隠し子がいるわけ?」
(まあ、これは劇中で、“本当にヘンリーの娘なの?何か証拠は?”というくだりがありますが、これは富豪が持っていたシャトーの相続問題を考えたら、「隠し子」という要因そのものは、ドラマとして普通ありえる伏線でしょう。)
など、かなり突っ込みどころ満載なんですが、

・マックスが子供のころを思い出して、使用人であるデュフロと
「国際対抗」テニスに燃えるところ


とか、

・プライベートプールだったところの飛び込み台がバキっと折れて、
あり地獄のような「どろどろ」のプール底から這い上がるまでの経緯


とか、

・マックスの子供時代を演じているフレディ・ハイモアのかわゆさ
(ほかには「チャーリーとチョコレート工場」、「ネバー・ランド」に出ています。
この子は本当に賢い役が似合う!)


などなどに免じて、
「まあ、いいか。」などと、甘い点をつけたくなる映画なのです。

劇中で、マリオン・コティヤールがいうように、“Pas angrais(英語は使っちゃダメ)!”などといって、
フレディ君のような男の子を困らせてみたい。(・・・オバサンの妄想でスミマセン。個人的にラッセル・クロウはそんなに好きになれないので、かなり無理をしてフレディ・ハイモアに照準を合わせちゃいました

作中の言語は英語とフランス語混じりですが、フランス語部分には、たいてい英語と日本語の字幕がついているし、
『ダ・ヴィンチ・コード』

ダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディションダ・ヴィンチ・コード デラックス・コレクターズ・エディション
(2006/11/03)
トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ 他

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のように、学術的に難しいところはあまりないので、マルチ言語教材としても、結構使えると思います。
登場人物は、主人公とその恋人、使用人夫妻がバイリンガルという設定です。

こんな恋がしたい、というより、おいしいワイン飲みながら、丘の上にあるシャトーのテラスでぼーっとしたい、という逃避行に浸りたい人にはよいかも

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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

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この記事のコメント

私は、この映画見たことないんだけど、
ピーター・メイルの本はだいぶ昔に読んでいるの。
この映画の原作ってあれなんですか。
全然知らなかった。
別に恋愛の話じゃなかった気がするから。
あまり内容覚えてないので、そのせいかも。
私はラッセル・クロウ嫌いじゃないです。
アニキとしてつっぱって生きて欲しいです!
苦手なのはジュード・ロウかな。
2008-04-01 Tue 03:04 | URL | Liddell #-[ 編集]
早速コメントありがとうございます。
>ピーター・メイルの本はだいぶ昔に読んでいるの。

はやりましたからねぇ。
『ナントカの12ヶ月』っていうタイトルのついているものは、きっとこの本からきているんだろうな、と思います。

>アニキとしてつっぱって生きて欲しいです!
リドリー・スコット監督モノを見ないので(結構、グロい映像も多いらしいので)、男くさいラッセル・クロウはあまり見たこと無いんですが、「鼻の下のびすぎー」って、ずーっと突っ込んでました。
(あるいはもしや年齢的なもの?!)

最初は、ラッセルではなく、アーロン・エッカートが主人公の配役候補だったそうですよ。
アーロンでは、年齢的にはちょうどいいと思いますが、きっとさわやかすぎてクセがなかったでしょうね。

ジュード・ロウ、私はきらいじゃないです。
すごい好きv-238・・・でもないですが。


2008-04-01 Tue 12:29 | URL | azalea #-[ 編集]

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